アスリートのキーレスエントリー化
乗用車では、もはや常識とも言える、キーレスエントリー。 最近は、運転席部のみ、キーレスエントリーが付いているキャンカーもありますが、 アスリートには、何も付いてません。(~~) 買い物などで、車を降りる際は、エントランスを含め、3箇所ロックする必要がありました。 ホームページで、ZILでエントランスドアを集中ロック化されている、堺の風車さんを発見。 参考にさせていただき、今回自分でもトライしてみる事となりました。 |
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まずは、運転席部分のキーレス化。 ドアロックを動かすガンモータを、扉内部に 仕込むために、内装をはがす。 なお、今回のキーレス化には、 カリフォルニアサンのキットを使用。 |
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ドアノブは、中のネジを外し、車の前方向に向かって スライドさせると、外れる。 その後、リンク棒を外すと、完全に外れる。 ドアを閉めるときに握る部分(トレーみたいな所)の 中にもネジがあるので、これも外す。 ネジは2箇所のみ。 あとは全てファスナーなので、力ずくで外す。 破損に注意。 |
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ドア内部のリンク棒や、窓ガラスとの干渉に注意して、 ガンモータを設置。 案外ドアの厚みはあるので、簡単です。 必要に応じて、ドリルで取り付け穴を開ける。 |
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これがガンモータ。 この白い部分が伸び縮みする事で、ドアロックを動かす。 設置後、内装を元に戻して完了。 |
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次に、エントランスドアのキーレス化。 初めは、元々ドアに付いている鍵を作動させる事も 考えたが、この鍵、扉に対して垂直方向の動き、 (押すとロック、引くと解除)なので、ガンモータに 接続するのが難しい。そこで、新たに鍵を増設する事とした。 増設鍵には、市販の、簡単なスライド式のロックを使用。 取り付けの為に、アングルに固定する。 |
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次にエントランスドアの内側をくり抜く。 取り付け場所は、元々のドアノブのすぐ上に決定。 場所にもよると思うが、この部分には補強のための木材が 多く入っており、くり抜くのに苦労した。 くり抜きは、外側を約5mm残す所まで、行なった。 |
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右側には、ガンモータを設置する為の穴を開ける。 こちらは、木材が少なく、楽勝。 |
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アングルに固定したスライドロックを、穴の中に固定。 ドアの横側には、ロックが出てくる穴をドリルで開ける。 続いて、針金を折り曲げて作ったリンク棒を、スライドロックに 接続し、さらに、ガンモータからのリンク棒を接続する。 |
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全体像。 |
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開口部は、コンセント用カバーを使用して、目隠し。 室内側から、ロックを操作できるように、 リンク棒の一部を折り曲げて、室内側に露出させてある。 |
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ドア枠側の、ロックの受け。 厚み11mmのコンパネでベースを作成。黒で塗装。 ドア枠に穴を開け、タップでネジ切りをして、ビス止めした。 位置合わせは慎重に。 この扉、ドア枠とドア本体の間に、約14mmの隙間があり、 防水の為のパッキンは、最も外側にあるので、 見えている部分は、室内ということになり、防水を 気にしなくて良いので、楽チン。 |
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次に、エントランスドアへの配線の引き込み。 今回は、スライドドア用のアタッチメントを使用。 別売り¥1,000 位置決め用のシールは付属。 防水用のゴムは、今回は使用せず。 |
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エントランスドア内側の右に付いている、木枠をはずす。 下駄箱の扉を外す必要あり。 配線を通す為の隙間を確保するが、すぐ横をアルミの フレームが通っているので、これが限界。 またこれ以上開けると、木枠で隠れなくなる。 そこで、アタッチメントの内側にくる部分を、 少し折り曲げて対応。 |
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位置決めシール(付属)を貼り付け。 14mmφの穴を開ける必要がある。 |
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穴あけ完了。 ドア枠側は、本来は14mmの穴一箇所で良いが、 裏側のスペース不足で、アタッチメントを折り曲げる為、 大き目の穴を開けた。 ドア自体はアルミなので、楽勝。 |
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配線を接続後、アタッチメントを取り付け。 ドア側のアタッチメントは、取り付け位置の関係上 少しはみ出すので、端をカットしてある。 |
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全ての開口部を、コンセントカバーで目隠しして完成。 なお、このキーレスキットには、ロック時にウインカーを 点滅させる、アンサーバック機能が付いているが、 最近、高速のSAなどで、疑似電波を発生させて、 アンサーバックした車を狙う、車上狙いがいるらしいので、 取り付けなかった。 別にアンサーバックが無くても、目で見れば分かるしネ。 |
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これが付属のリモコン。 標準で2個付いてくる。 これで、いちいち3箇所も鍵を閉めなくていい!! 自分でトライされる方は、お気軽にお問い合わせ下さい。 分かる範囲でお答えします。 |